さて、ブログを一週間お休みしてる間に終焉を迎えた日本シリーズですが
何はともあれ日本ハムファイターズの選手を始めチーム関係者、ファンの皆様
優勝日本一、本当におめでとうございます!
そして広島を始め全国のカープファンの皆さん、残念でした! 笑!
と、いう事で今日は、あくまで僕の私見にはなりますが、今回の日本シリーズを見て
僕が思った事をちょいとボヤいてみようと思います
いや~ シリーズを通して僕が最も思った事は、名将「野村克也」氏がよく言われる
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という事でしたね~
シリーズが始まる前に緒方、栗山両指揮官は同じような抱負を述べていた
「シリーズといって特別な事はしない、ペナントレース通りウチの野球をするだけです・・・」
その事を最後まで貫いたのが栗山ファイターズであり、公約を果たさなかったのが緒方カープだった
その差が勝敗を分けたような気がしてなりません
広島で行われたシリーズ初戦「ジョンソンVS大谷」は大谷に分があるという大方の予想だった
ところが蓋を開けてみればカープは相手のミスに乗じ大谷を攻略し大勝した
しかし僕はこの試合はカープが力でファイターズをねじ伏せたんじゃなく
スタンドを埋め尽くしたカープファンに圧倒されたファイターズが自滅したように思えた
野球の勝敗には流れを掴むという事が最も重要で確かに流れはカープにあったが
カープが自力で流れを掴んだんじゃなくミスを連発したファイターズが
勝手に流れをくれたように見えたんですよね
それを勘違いしたカープ首脳と攻撃陣の面々だったがその流れは2戦目も続いた
カープ投手陣はファイターズ4番の中田を完全に抑え込み
ファイターズは自分たちの野球を見失ったかのように見えた
まさにカープにとっては「勝ちに不思議な勝ちあり」で
ファイターズにとっては「負けに不思議の負けなし」だと思ったのでした
そして2連勝したカープは移動日を挟んで敵地札幌に乗り込んだ
この時点ではまだ流れはカープにあったのだが・・・
火曜日の3戦目のカープの先発は引退を表明してた男気・黒田
結果的に現役最後の登板となった黒田はよく粘って投げたが
カープ打線は湿りっぱなしで何はともあれ作戦や選手起用がチグハグ
浮足立ったカープは札幌3連戦で3連敗という結果をもたらした
シーズン中は攻撃的な2番バッターで最多安打まで獲得した菊池は試合序盤から送りバント
ほとんど送りバントの経験がない神ってる鈴木誠也にも送りバントのサイン、しかも見落とし
CSで神ってた田中のバットは湿り、凡打を繰り返しノーヒットの捕手石原にも勝負所で代打を送らない
3戦目のファイターズの4番、中田の逆転タイムリーの場面は顕著だった
二刀流、大谷を敬遠して1・2戦と当たりのなかった4番中田との勝負は
あながち愚策ではなく作戦としては有りだとは思ったのだが・・・
回は終盤8回、一点差で勝っていてマウンドは勝利の方程式セットアッパーのジャクソン
このシュチュエーションでシーズンだったらレフトは間違いなく守備固めの赤松でしょ?!
しかも同点のランナーがセカンドに出てるのにレフト、松山は深めに守ってる、何で・・・?
中田の長打で逆転を恐れての深め守備だったのか? だったら大谷勝負でしょ?
で、結果大学時代から守備に難のあった松山は浅めのフライを捕球出来ず、しかも後逸
この通常ならレフトフライの逆転タイムリーで呉出身の敵の主砲、中田は完全に息を吹き返した
初戦ファイターズのミスでダブルスチール成功して貰った流れを、のしを付けて返したような格好になった
是が非でも札幌で1勝を挙げて王手をかけておきたかったカープは
なりふり構わず必勝態勢で5戦目に今年初の中4日でエース、ジョンソンを投入
ジョンソンは期待に応え6回までは無失点で抑えていたが球数数100球にも満たない時点で交代させて
代わって出てきた5連投の今村がピンチを招いて犠牲フライであっけなく同点とされる
3戦目には同点の最終回、延長でストッパー中崎を温存したのに5戦目は同点で中崎投入
しかし中崎もピリッとせずファイターズの岡にデットボールをぶつけて満塁の大ピンチ
中田に「帽子脱いで謝れ!」って恫喝された時点で本来気が弱い中崎は
ビビッて頭の中真っ白だったんじゃないかな~
で、続く西川に満塁サヨナラホームラン、THE END! 笑!
こうなると負の連鎖は断ち切れず地元広島に帰っても、やる事なす事チグハグで
まるで壊れたビデオテープを見てるように同じような展開に・・・
で、6連投のジャクソンが6戦目も8回ツーアウトランナーなしから火だるまで呆然! 笑!
何とシリーズで負けた4試合の負け投手は全員リリーフ陣だった
なぜシーズン中は盤石だった勝利の方程式は崩壊したのか?
結論的に言うと敗因は点を取れない打線とプレッシャーに負けストライクがとれず
フォアボールから失点を繰り返したリリーフ陣なんですが
選手起用や作戦面での緒方監督始め首脳陣の未熟さだったんじゃないかな~?
シリーズ前の「ウチの野球をやる」って緒方監督の公言は守られたのかな?
そこがシリーズ経験者の栗山監督と初采配の緒方監督及びカープ首脳陣との差だったと思う
シリーズでの戦いは、まるで去年までの弱かったカープのように見えましたからね~ 笑!
ま、これも経験ですよ、その経験の差が出たシリーズだったように思いますね
それと僕が強く思うのはやはり和製4番バッターの育成が急務でしょうな~
今年カープはルナ、エルドレッド、新井、松山と4人が交代で4番を務めて勝ちましたが
やはり常勝軍団になるには不動の和製4番バッターが必要不可欠だと思いますね
黄金期のカープには山本浩二という不動の4番バッターがいた
現在でもファイターズの中田もそうですが、ソフトバンクには内川
巨人には阿部、DeNAには筒香という強いチームには不動の和製4番バッターがいる
4番バッターは打線の中心、中心が決まらない組織は機能しないんですよね
その和製4番バッターの第一候補が鈴木誠也じゃないかな~、いや、誠也しかいないでしょう
個人的には来年連覇出来なくても(簡単には出来ない)誠也を本物の4番に育ててほしいと思いますよ
それと来年のドラフトでは是が非でも早稲田の清宮君を1位指名してほしい
ま、他にも言いたい事は山ほどありますが言っても言ってもキリがない 笑!
と、いう事ですがカープの皆さんお疲れ様でした、そしてありがとう!
10月のこの時期まで野球が楽しめて今年はよかったと思います
最後に「黒田投手、現役引退ご苦労様でした、そして感動をありがとう!」
ちなみに黒田投手の背番号「15」はカープ球団3人目となる
山本浩二「8」、衣笠祥雄「3」さん以来の永久欠番になったそうです! ジャンジャン!!
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