1967年(昭和42年) ひつじ
さて、ご好評頂いてる?(笑)年賀切手シリーズですが7回目となる今回は
1967年(昭和42年)未年の年賀切手と共に当時の世相を振り返ってみたいと思います
昭和42年のお年玉郵便切手を見ると、この年から切手が5円切手から7円切手に代っています
この年からハガキの郵便代が7円になったという事ですね
<未年生まれの傾向>
未(ひつじ)年生まれの性格は思慮深く人情味もありおとなしいタイプです
人と対立することを好まず人と人のつながりを大切にします
この干支の人は何事においても悩み決断が出来ずに考え込むことが多く
折角のチャンスを逃がすこともあります
また軌道に乗っていることでも何か問題が起きると嫌気がさして手を引いてしまうような面も持っています
未(ひつじ)年生まれの人は頼みごとがあると徹底的にごまをするような面も持っています
人と争わないで欲しいものを手に入れることが出来ます
と、言う事ですが ここからは昭和42年のヒット曲である
森山良子さんの「この広い野原いっぱい」を聴きながらご覧ください!
この広い野原いっぱい/森山良子 1967
1967年の出来事を調べてみると吉田茂元総理の死去やグループサウンズブーム
ラジオ番組「オールナイトニッポン」が放送開始された程度で大した事は起きていない
前年の1966年に人気絶頂のイギリス出身のバンド「ビートルズ」の初来日して盛り上がったが
1967年には同じイギリス出身の人気モデル「ツイッギー」が初来日している
そんな影響もあって日本ではミニスカートやモッズファッションが大流行したそうだ
ツイッギー(1949年9月19日 - )はイギリスの女優、モデルおよび歌手で本名はLeslie Hornby
14歳からヘア・ドレッサーのアシスタントを始めてファッション界に入る
小枝のような(Twiggyの意味)細い手足とロリータ系の魅力で60年代のファッション文化を象徴する
トップ・モデルとなり、67年に来日してミニスカートの女王と呼ばれた
その後女優として71年に「ボーイフレンド」でデビュー
「ブルース・ブラザース」や「マダム・スザーツカ」などに出演している
83年に前夫と死別、88年にリー・ローソンと再婚した
今見てもツイッギーは可愛らしいですね、しかも英国出身と言う事もあるのか気品を感じますね!
1967年には誰でも知ってる「リカちゃん人形」がタカラ玩具から発売になった
リカちゃん人形は着せ替え人形で全長21㎝の塩ビ製人形
リカちゃんの本名は香山リカ,身長 142cm,体重 34kg,血液型O型,
小学5年生で5月3日生まれの牡牛座と設定されているそうだ 笑!
1967年以前の美女フィギュアと言ったらアメリカ製のバービー人形が人気があったそうだが
リカちゃんは瞬く間に大人気になりその後リカちゃんのパパやママやボーイフレンドも登場した
男の子だった僕はリカちゃん人形にはまったく興味もなかったが
同世代のの女の子には人気があったように思います
そう言えば小学校か中学校の時に読んだ週刊少年ジャンプの「こち亀」で
リカちゃん人形のオタクの話があった事を覚えてるぞ
今でも熱心にコレクションしてる人もいるんだろうな~
でも女のコレクターならわかるが個人的に男のコレクターはビミョーだな~ 笑!
1963年に発売された資生堂MG5シリーズが1967年に従来「資生堂男性化粧品」と総称されていた
ヘアケア・スキンケア・フレグランス製品を含め一連の製品が統合され
日本初の「本格的男性化粧品」ブランドとして生まれ変わり大ヒットしたそうだ
以前も記事にした事があるがMG5の意味はイギリスのスポーツカー「MG」と
「Modern Gentlemen」の頭文字を取って「MG」
「5」は
「ベタベタしない」「テカテカ光らない」「ソフトに仕上げる」「栄養を与える」「簡単に洗い落ちる」
以上5つの特長を意味している
全盛期にはシャンプーやオーデコロンなど全23種類の製品が存在したが
現在はヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアソリッド、ヘアクリーム、ポマード、チック、ヘアスプレー
シェービングクリーム、アフターシェーブローション、スキンクリーム、スキンコンディショナーの
全13種類となっている
僕が中学生の時初めて買ったポマードがMG5だったが今MG5を臭うとオッサンの臭いがするし
油性だからメーカーが謳ってるように決して「簡単に洗い落ちる」と言うのは眉唾物だと思う 笑!
しかしこれだけのラインナップが廃版になっていないという事は
今でも愛用されてる方もいらっしゃるという事なんだろうな~ 笑!
1967年4月には僕が子供の頃に観てた沢山のテレビアニメが放送開始された
先ずは第一動画製作の「黄金バット」
黄金バットは戦前から紙芝居で活躍する怪奇ヒーローを新設定でテレビアニメ化した作品だそうだ
<あらすじ>
超兵器で武装された飛行塔ナゾータワーに陣取る怪人ナゾーが、世界征服を企む
善意の科学者ヤマトネ博士はナゾーの野望に対抗するが敵は強大だ
だがヤマトネの周囲の少女マリーが黄金のコウモリに願いを掛けるとき
高らかな笑いと共に怪人・黄金バットがいずこからともなく現れる
彼こそは古代アトランティス時代の石棺から甦った正義の味方だった!
いや~ 改めて今、黄金バットを見ると何とも言えない不気味さを感じますな~
「♪どこ どこ どこから来るのか黄金バ~ット・・・コウモリだけが知っている ハハハハ…」
って主題歌は今でも覚えています 笑!
藤子不二雄の冒険SFギャグコメディの第一回アニメ化作品「パーマン」
<あらすじ>
小学生・須輪ミツ夫はある日妙な男に出会う
それはスーパー星から地球に正義の代行官を任命に来た宇宙人スーパーマンだった
力が6600倍になるマスクと時速99㎞/hで飛べるマントを託されたミツ夫は
同様の立場のチンパンジーの2号、おてんば少女の3号と共に世の悪と戦い困っている人を救う
だけどパーマンの正体が他の人にばれると大変な罰が待っているのだ・・・
いや~ 僕はパーマンが大好きで当時夢によくパーマンが出てきた
僕もパーマンの仲間になってマスクを被ってマントを付けて空を飛んでた
パーマンが最終回の時とっても悲しかった事を今でもよく覚えている
「♪真っ赤なマントをひるがえしー 来たぞ僕らのパーマンが・・・」
もちろん主題歌も今でも覚えています! 笑!
タツノコプロのアニメ第2作で同社初のカラー作品であり
近年まで海外でも大ヒットを飛ばした「マッハGO GO GO」
<あらすじ>
世界各地のカーレースに参加する新進レーサー・三船剛
彼の愛車マッハ号は職人気質の三船モーターズ社長でもある父・大造が
設計、製作した七つの特殊能力を備えたスーパーカーだ
時にはレースの中で悪質な妨害や窮地も生じるがそんな剛を助け
また敢えて厳しい言葉をかけるのは謎の覆面レーサーだ
果たして彼の正体は?・・・
考えてみれば僕が生まれてこの方一番最初に車に興味を持ったのは
「マッハGOGOGO」だったのかも知れない
当時日本のレースシーンが盛り上がりを見せ始めた頃だったんだろうな~
「♪風も震えるヘアピンカーブ 怖いものかとGOGOGO・・・」
あの頃覚えたアニメの主題歌は半世紀近く経っても覚えてるんですよね 笑!
宝塚歌劇に魅了された手塚治虫がその影響下に描き綴った
少女ロマンをアニメ化した「リボンの騎士」
<あらすじ>
シルバーランドの眉目秀麗な王子サファイア
だが実はこの王子は天使チンクの悪戯により誕生前に男女両方の心を宿した少女だった
女性は王位を継承できない国法から要職ジェラルミン公はサファイアを失脚させて
息子プラスチックを王座に据えようと彼女の秘密を暴こうとする
平安ならぬ国情を憂いたサファイアは王子として頑張ろうとするが・・・
いや~ とっても懐かしい!
当時僕はリボンの騎士は少女漫画かと思っていたが大好きな作品だった
「♪わたしの見る夢ひみつなの~ だれにも言わないひみつなの~・・・」
もちろん覚えています! 笑!
と、言う事ですが大人の映画の洋画では「007は二度死ぬ」が興行売上トップになっている
邦画に目をやるとトップは「黒部の太陽」という作品になっているが
個人的には先日記事にした「日本の一番長い日」を押したい
作品は昨年リメイクされて話題になりましたが、こちらが元祖です
てか、僕は元祖の方は見た事ないから今度TUTAYA宅配レンタルで
先日観たリメイク版と比べてみたいと思いますね!
歌謡界に目をやると1967年は僕も知ってる曲が本当に多い
ジャッキー吉川とブルー・コメッツの「ブルー・シャトー」、石原裕次郎さんの「夜霧よ今夜もありがとう」
美空ひばり・ブルー・コメッツの「真っ赤な太陽」、ザ・ピーナッツの「銀色の道」
黛ジュンさんの「恋のハレルヤ」、ザ・タイガースの「君だけに」
ザ・フォーク・クルセーダーズの「帰ってきたヨッパライ」など盛り沢山だが
個人的には”ざわわ”事、森山良子さんの「この広い野原いっぱい」を押したい
なぜかこの曲を聴くと幼い頃を思い出しセンチな気分になる
とっても良い曲だと思います!
ハッキリとは覚えていないが確か1967年に僕は母の実家だった長浜に引っ越しをしたんだと思う
この年に弟が生まれているからたぶん間違いないと思う
自分では覚えてないし、特に目立ちたがりの子でもなかったと思うのだが
こんなひょうきんな一面もあったんでしょうな~
たぶんこれは当時流行ってた赤塚不二夫の漫画作品「おそ松くん」の登場人物
イヤミが行うギャグで「シェー!」を真似てるんだと思う
と、言う事で今日はこれまで!次回は1968年(昭和43年)申年やります!
乞うご期待! ジャンジャン!!