錆びて誇りを被った古い金庫
この金庫は移転前のプレインズの社長室で使っていた金庫なのだが
移転後最低13年はガレージの隅で眠っていた
キーロックはかかってないのだがダイヤルロックの数字を
忘れた事もあり開かなくなったので放置していたのだ
会社や僕の実印、銀行印、通帳など必要な物が
見当たらないという事なら何としても開けていただろう
しかし何の不便不都合もなかったから店を移転してから開ける事もなく
何が入っているのかも皆目見当がつかず放置していたのだ
で、先日マッハの着せ替えをしてた時に目に付いたのでこの際開けてみる事にした
開かない金庫を開ける方法としてベターなのは「カギの110番」に持ち込む事だろう
まあそこは工賃費用の問題だが、あまり高い工賃を取るなら
イチかバチかサンダーで切断してみようかとも思っていた
カギの110番に持ち込んで工賃を訊くと税別4,000円と言われた
こんな場合の工賃の4,320円が高いか安いかはわからないが
僕的には、そんな大した物は入ってないとの予想で高いと思い
持ち帰ろうとしたのだが一応訊いてみた
「ダイヤルロックを解除する作業って大変な作業なんですか?
時間はどれくらいかかりますか?金庫は預けるようなんですか?」
「やってみんとわからんけど、ちょっと貸してみて・・・」
そう言うとカギの110番のオバサンは頼んでもないのに
神経を集中しながらダイヤルを回し始めた
が、開始3秒後、何と難なく金庫の蓋が開き
なぜか気まずい空気が流れた(笑)
「昔取った杵柄じゃけん・・・」
「す、凄いですね・・・」
とは一応言ったが
ー お願いしますとも言うてないのに開けやがった
てか、3秒で4,320円ってボッタクリか~?
時給じゃのうて秒給1,340円じゃないか(笑)
その後気まずい沈黙が数秒続き
「消費税サービスの3,500円で・・・」(笑)
こうしてパンドラの金庫は難なく開いた
が、やはり案の定、大した物は入っていなかった
何に使ったかも定かじゃないロン毛と口ひげの写真証明写真に三文判が数本
う~ん たぶん30代の頃だと思うがまったく思い当たる節がない(笑)
ミレニアムの2000年(平成12年)に行った移転前の店舗の改装平面図に見積書
この時は2階の24坪から、1&2階の45坪に拡張した時だから
今のレクサスのLSシリーズが5台ほど買えるくらいの内装資金がかかった
若気の何とかじゃないが今思うと恐ろしい金額だ(笑)
その頃作ったプレインズオリジナルのポストカード
あの頃はヘアーショーにコンテスト、業界紙や一般誌への作品提供など
100万円くらいカメラ機材や撮影設備に金かけて、よく作品撮りしてましたからな~
昔から10年ひと昔と言われますが今では全て閉店した
色んな店のメンバーズカードに通帳が出て来た
上段左がSOGO、右がレンタルCDショップのレイコードー
中段左がレンタルビデオのミッキー堂、右が阿賀にあったバイクパーツの南海部品
レイコードーやミッキー堂はどこにあったのか場所すら覚えていない(笑)
南海部品は僕の世代が高校生の頃は確か阿賀パーツって呼んでたような気がするが
当時は阿賀駅前の国道を渡って広寄りの少し奥まった場所にあった
いつの頃か国道沿いに移動して南海部品になったような・・・
下段は、せとうちI銀行の通帳
確か、せとうち銀行の前身は、呉相互銀行で後に広島総合銀行と統廃合して
現、もみじ銀行になったと記憶しております
せとうち銀行の通帳には800円ほど残金が残ってました(笑)
と、いう事で今回の費用は3500円ー800円=2700円という事ですね(笑)
ジャンジャン!!
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