さて、カテゴリー「My Music Travel」でお届けしてる
シリーズ「思い出のカバーソング」ですが前回に引き続き今回も
アン・ルイスさんの1980年のアルバム「Cheek」からの選曲です
Cheekの4曲目に収録されている「㏌ the Flesh」という曲
先ずは、アンさんのカバーを聴いていただきますが
この曲の元歌を知っておられる方はマニアックかも知れません
昭和に青春時代を過ごした方は必ず聞いた事ある
名前のミュージシャンなんですけどね~ (笑)
イン・ザ・フレッシュ / アン・ルイス 1980
1980年代のアン・ルイスさんと言えば、それまでの清純派アイドル路線から脱却して
歌謡ロックと言う分野に活路を見出し飛んでる女へと変貌し人気急上昇中の頃だ
ロックミュージシャンの桑名正博さんとご結婚されたのも、この年だった
僕は個人的に本格的にアン・ルイスを聴くようになったのは
1978年(昭和53年)の「女はそれを我慢できない」をリリースした頃だった
ハマると根こそぎ掘り下げる性格は昔からで、それまでリリースされていた
アンさんのアルバムやシングルを当時殆ど聴いた
しかしそれらの楽曲の多くは「女はそれを・・・」とは大きく音楽性が異なり
澄んだような優しい声で歌い上げる「グッドバイ・マイ・ラブ」を始め
まさにアイドル歌謡曲だと感じた
「イン・ザ・フレッシュ」を初めて聴いた17歳の僕は
アンさんのアイドル時代の歌声を再び聴いたような気がしたものだ
しかし、この曲の元歌を歌ってるミュージシャンを知った時は更に驚いた
㏌ the Flesh / blondie 1976
そう、この曲の元歌を歌っているのはアメリカのロックバンド「ブロンディー」だったのだ
そのブロンディーがまだメジャーになる前の1976年にリリースした
セカンドシングルが、この「イン・ザ・フレッシュ」だったのだ
ブロンディーはガールズ・バンド「スティレットーズ」に所属していたデボラ・ハリーと
バックバンドにいたクリス・シュタインが中心となって結成されたバンドだ
僕が、ブロンディーを知ったのは1979年(昭和54年)に
リリースされた「ハート・オブ・グラス」だった
この前年の1978年に映画「サタデーナイトフィーバー」が公開され
日本中がディスコブームに湧いていた
当時「ハート・オブ・グラス」もよくディスコで流れていた
最初僕はボーカルのハリーがやたら目立つので
彼女の名がブロンディーかと思っていた(笑)
当時はディスコブームという事もあってディスコミュージックも大人気だった
それらのレコードを集めて家で聴きながらカセットテープに録音してたし
先輩のシャコタンに乗るとアラベスクを始めディスコミュージックがいつも流れてた
ブロンディー最大のヒット曲は1980年にリリースされた「コール・ミー」と
同年にリリースされた「夢見るNO・1」だと思うが僕が一番好きな曲は
大ヒットした「ハート・オブ・グラス」の次にリリースされた曲だった
Sunday Girl / Blondie 1979
いや~ 懐かしい!!
この頃僕は高校1年生だったが、この「サンディー・ガール」が大好きだった
この曲はシングルレコードも持ってたし思い出深い曲だ
と、話が大きく脱線しちゃいましたが、アンさんが歌う「イン・ザ・フレッシュ」が
ブロンディーの曲だと知った時に意外だと思った事を今でも覚えている
僕が知る1979年以降のブロンディーの曲調と全然違うと思ったからだ
まあアンさん最大のヒット曲「六本木心中」や「あゝ無情」で育った世代は
アンさんのアイドル時代の「グッド・バイ・マイ・ラブ」や「わかりません」「おぼえてますか」
「フォー・シーズン」なんか聴くと同一人物とは思えないでしょうけどね~ (笑)
ジャンジャン!!
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